現場部門
反復動作と立ち作業が
中心の部署
工程を伺い、負担が集まりやすい部位のケアと、作業の合間に挟める短い動きを組み合わせます。
- 繰り返し動作で固まりやすい部位のゆるめ方
- 立ち作業のあとに行う脚と腰のケア
- 作業前と休憩中に分けた短時間の動き
- 腰に負担をかけにくい体の使い方と、その理由
ライン作業の反復動作、立ち仕事、細かい目視作業。現場の負担に合わせて、休憩時間にできるセルフケアをお伝えします。
工程が決まっているぶん、体の使い方も決まります。どの工程でどこに負担が溜まりやすいのかを整理してから、扱う内容を決めます。
決まった動作を長く続ける仕事には、負担が一か所に集まりやすいという性質があります。作業手順が安全に配慮して組まれていても、体の使い方の偏りそのものは残ります。
ライン作業や組立作業では、決まった手順を一日のなかで何度も繰り返します。使う関節と筋肉が限られるため、負担は分散せず同じ部位に積み重なります。動かす部位は疲れ、動かさない部位は固まる。これが作業後の重さやだるさとして残りやすくなります。
立ち続ける作業では、足裏、ふくらはぎ、太もも、そして腰へと負担が上がっていきます。腰を反らせて支える姿勢が習慣になっていると、休憩で座ったときにも力が抜けません。安全靴や硬い床といった条件が重なる場合もあります。
手元の部品や検査対象を近い距離で見続ける作業では、首が前に出て、肩がすくんだ状態が続きます。眼のピントを合わせ続けることも負担になり、集中が切れやすくなったと感じる方もいます。
同じ会社でも、現場部門は反復動作と立ち作業、事務・管理部門は着座とパソコン作業が中心です。全社一律にすると、どちらかに合わない部分が増えます。
ベテランの方が多い職場では、無理に大きく動かすメニューは適しません。可動域や疲労の抜け方には個人差があるため、強度を選べる形でお伝えし、痛みが出る動きは行わないことを最初にご案内します。体調に不安のある方は、医療機関の指示を優先していただきます。
入口となる90分体験プログラムは、身体のセルフケア体験、不調につながる身体の使い方と予防法、心のセルフケア体験の3部構成です。製造業では、扱う内容を現場の作業に合わせて入れ替えます。
現場部門
工程を伺い、負担が集まりやすい部位のケアと、作業の合間に挟める短い動きを組み合わせます。
座り続けることで生じる負担と、集中したあとの切り替えを中心に構成します。会議室でそのまま実施できます。
写真は過去に実施したセルフケア研修の様子です。特定の企業の実施回を示すものではありません。
床に寝る動きやマットを使う動きは前提にしません。立ったまま、または椅子に座ったままできる動きが中心のため、作業服と安全靴のままご参加いただけます。着替えの時間は必要ありません。
会場は食堂、会議室、現場の空きスペースなど、既にある場所で構いません。ただし説明を聞き取っていただく必要があるため、稼働音の大きい場所は避けたほうが進めやすくなります。
交代制勤務による生活リズムの乱れや、繁忙期の精神的な負担についてのご相談が多い場合は、心のセルフケアに時間を多く配分します。女性の健康支援プログラムは、専門家との連携を含め現在拡充中です。
製造業では、全員が同じ時間に集まれないことが前提になります。ラインを止められない、勤務が交代で回っている、拠点が分かれている。この条件を先に伺い、回数と時間帯を決めます。
| 勤務・現場の条件 | 実施の組み立て方 |
|---|---|
| 日勤のみ | 始業後または終業前に、対象範囲をまとめて1回。対象部署が多い場合は部署単位に分けます。 |
| 二交代勤務 | 勤務が入れ替わる前後の時間帯を使い、同じ内容を2回に分けて実施します。 |
| 三交代勤務 | 同じ内容を複数回に分け、参加できなかった方には動画でお伝えします。夜勤明けの時間帯は避けます。 |
| ラインを止められない | 班ごとに時間をずらし、1回あたりの時間を短くした構成にします。 |
| 拠点が分かれている | 対面とオンラインを組み合わせ、拠点ごとに日程を分けます。 |
いずれも組み立ての例です。実際の回数、時間、対象範囲は、勤務表と繁忙期を伺ったうえで決めます。
2か月トライアルモニターでは、事前と事後に同じ設問のアンケートに回答いただきます。現場でパソコンを日常的に使わない従業員が多い場合は、配布と回収の方法を社内の運用に合わせて調整します。回答は個人が特定されない形で集計します。
増産期や期末に研修を差し込むと、参加そのものが負担になります。年間の繁忙期を伺い、比較的落ち着く時期に開始日を置く形をおすすめしています。途中で繁忙期に入る場合は、フォローを動画中心に切り替える調整もできます。
製造業では、何らかの取り組みが既に動いていることが多くあります。本プログラムは、それらを置き換えるものではありません。
毎月の安全衛生委員会がある場合は、その場で実施内容と結果を共有していただく形が進めやすくなります。事後アンケートの集計結果は、委員会で共有できる形でご提出します。衛生講話の枠を使えば、記録も社内に残ります。
始業前の体操は、体を動かし始めるための準備です。本プログラムでお伝えするのは、負担が集まった部位を作業の合間に戻す動きと、その動きが必要な理由です。両方を並行して続けていただいて構いません。既に体を動かす時間がある職場では、その時間に組み込む形もご相談いただけます。
健康診断の結果やストレスチェックの個人票をお預かりする必要はありません。実施内容は、ご担当者から伺う現場の状況と、アンケートの集計結果をもとに設計します。
健康経営優良法人の認定を検討されている場合は、取り組みの記録が残る形で設計します。考え方は健康経営とはで整理しています。
研修と組み合わせやすい制度がある場合は、制度情報の提供と該当可能性の簡易確認まで承ります。制度の種類は使える助成金・補助金にまとめています。助成金の申請支援は、連携する社会保険労務士が対応します。制度内容は変更される場合がありますので、最新の要件は実施機関の公表情報をご確認ください。
セルフケアの指導は2008年から行っており、延べ4,000名以上をサポートしてきました。腰痛セラピスト養成講座では2025年10月時点で230名以上を輩出し、KADOKAWAより書籍を2冊出版しています。製造業では、福利厚生セミナーとして研修を担当した実績があります。
一方で、2か月かけて前後の変化を測る形での法人導入は、これから実績を積み上げていく段階です。他社の成果を根拠にお勧めはできませんので、工程と勤務形態を伺いながら、貴社で実施できる形を一緒に組み立てます。
各実績は協会・アカデミーの公表値に基づきます。実施先のお名前は、掲載許可をいただいたものを導入事例でご紹介しています。
まず一度実施し、現場の反応と勤務への影響を確かめてから、続けるかどうかを決めていただけます。
工程の種類、勤務形態、従業員数、これまでの取り組みと反応を伺います。実施できる形があるかどうかを、この段階で率直にお伝えします。ご相談は無料です。
実際に一度実施し、現場の反応を確認していただきます。事前・事後のアンケートを行うため、当日の感想だけで終わりません。
見える化、実践、定着、効果検証の4ステップで進め、前後を並べたレポートをご提出します。モニター企業の募集状況は時期によって変わるため、現在お受けできるかどうかはご相談時にご案内します。
2か月のレポートを社内で共有していただいたうえで、その先に進むかどうかを判断できます。6か月から1年をかけ、工程ごとに扱う内容を整えながら定着を支えます。
従業員数や課題に合わせて、実施内容をご提案します。ご相談は無料です。