自分で整えられる状態をつくる
誰かに整えてもらう時間は心地よいものです。ただ、それだけでは職場に戻ったときに同じ不調が繰り返されます。私たちがお伝えするのは、本人が自分の身体と心の状態に気づき、その場で対処するための方法です。外部の支援がなくなっても続けられることを、最初から前提に設計します。
誰かに整えてもらうのではなく、自分で整えられるようになる。その力が組織に広がることを目指しています。
研修の内容そのものよりも、終わったあとに何が残るかを大切にしています。プログラムを設計するときの判断基準は、次の4つです。
誰かに整えてもらう時間は心地よいものです。ただ、それだけでは職場に戻ったときに同じ不調が繰り返されます。私たちがお伝えするのは、本人が自分の身体と心の状態に気づき、その場で対処するための方法です。外部の支援がなくなっても続けられることを、最初から前提に設計します。
単発の研修や講演は、その日は手応えがあっても、数週間後には記憶から薄れていきます。だから私たちは、見える化・実践・定着・効果検証の4ステップを一続きのものとして設計しています。実施の有無ではなく、その後も続いているかを確認します。
肩や腰の重さには、姿勢や身体の使い方だけでなく、緊張や睡眠、考え方の癖も関わっています。逆に、身体がゆるむと気持ちの余裕も変わります。身体のセルフケアとメンタルのセルフケアを別々の研修に切り分けず、ひとつの流れのなかで扱います。
着替えや道具が必要な方法は、忙しい職場では続きません。普段の服装のまま、デスクや短い休憩時間でできることに絞ります。運送、介護、製造、IT、女性が多い職場と、働き方が違えば続けられる形も変わるため、内容は現場に合わせて組み替えます。
私たちはもともと、個人の方に向けてセルフケアをお伝えしてきました。2008年から指導を続けるなかで、繰り返し見えてきたことがあります。個人が方法を学んで納得しても、職場の環境が変わらなければ続けるのは難しい。この一点です。
一日の大半を過ごす職場に、身体を動かしにくい空気があれば、学んだことは実行されません。忙しさを理由に休憩を取りづらい、体調のことを言い出しにくい、管理職が健康の話題に触れない。こうした環境は、本人の意志の強さだけでは越えられません。
一方で、職場は仕組みを変えられる場所でもあります。就業時間のなかに数分の時間をつくる、朝礼で一言触れる、管理職が理解を示す。個人では難しいことが、会社の判断でできるようになります。だから私たちは、個人向けの活動と並行して、企業に向けた支援に取り組んでいます。
もう一つ気をつけているのは、ご担当者一人の負担で回す形にしないことです。健康施策は本業の合間に進めることが多く、社内への案内や日程調整の手間が増えるほど続きません。誰にどう声をかけるか、どの時間帯に実施するかは、ご相談の段階で一緒に決めていきます。
従業員が自分で不調に対処できるようになることは、本人と会社の双方にとって大切です。ただ、その変化を短い期間で数値にして示すのは簡単ではありません。だからこそ私たちは、取り組む前に現状を測り、取り組んだあとにもう一度測る順番を崩さないようにしています。何がどう変わったのかを、感想だけでなく記録の形で残すためです。
もし変化が小さかったとしても、その事実も含めてお伝えします。良い結果だけを並べたレポートは、次の判断材料になりません。
各実績は協会・アカデミーの公表値に基づきます。
大きな理想を掲げるよりも、現場で確かめられる状態を目標にしています。
不調が出たときに、我慢するか誰かに頼るかの二択ではなく、自分で対処する手段を持っている。疲れや緊張に早めに気づき、重くなる前に手を打てる。健康を会社から与えられるものではなく、自分で扱えるものだと捉えている。研修を通じて持ち帰っていただきたいのは、この感覚です。
健康経営の現状を、実施した施策の一覧ではなく、変化として説明できる。何を課題として捉え、どう手を打ち、その前後で従業員の状態がどう変わったのかを、自社の言葉で語れる。経営会議や社内報告の場で、担当した本人以外にも伝わる形で残っている。ご担当者が代わっても記録が引き継がれ、次の年度の判断材料になる。そうした状態を一緒につくることが、私たちの役割だと考えています。
はじめは健康に関心のある一部の方から始まります。その人たちが続けている様子が見え、管理職が理解を示し、部署のなかで当たり前になっていく。外部の私たちが関わらなくても回るようになったとき、取り組みは目的を果たしたと言えます。本格導入の伴走プログラムを6か月から1年という長さで考えているのは、その状態まで届けたいからです。
現在は2か月トライアルモニターを実施しながら、測定項目や進め方の精度を高めている段階です。女性の健康支援プログラムは、専門家との連携を含め現在拡充中です。本格導入の伴走プログラムの詳細も設計を進めており、内容が固まり次第ご案内します。
いまの時点でお約束できることと、まだ検討中のことは、ご相談の際に区別してお伝えします。判断に必要な情報が足りないときは、遠慮なくお尋ねください。
不調をなくすことそのものではなく、その先に何を残せるかを考えています。
私たちが目指す健康経営は、単に病気を予防したり、不調を改善したりすることではありません。
従業員一人ひとりが、自分自身の心と身体をセルフケアできる力を身につけ、毎日を健康で幸せに過ごしながら、未来に向かって意欲的に働けること。その積み重ねが、企業の生産性向上や組織力の向上につながり、日本を支える企業づくりにつながると考えています。
また、日本は超高齢社会を迎え、医療費や介護費の増加が大きな社会課題となっています。私たちは、セルフケアを「一部の人だけの知識」ではなく、誰もが身につけるべき生活習慣として広めることで、健康寿命の延伸や医療費負担の軽減に貢献したいと考えています。
そして、その想いの先にある私たちの目標は、2036年までに、全国の小・中学校でセルフケアを学ぶ時間をつくることです。
子どもの頃から自分の心と身体を整える力を育み、自分を大切にできる子どもたちを増やすことが、日本の未来を支える最も大切な健康投資だと信じています。
企業で働く大人が健康で幸せに働く姿は、次世代を担う子どもたちの希望となります。私たちは、企業・地域・学校へとセルフケアの輪を広げ、一人ひとりが自分らしく生きられる社会の実現を目指していきます。
従業員数や課題に合わせて、実施内容をご提案します。ご相談は無料です。